認定講師試験合格体験記

日本成人病予防協会認定講師試験 ~合格体験記~

このたび、健康管理士一般指導員の資格を目指す方の合格のお手伝いや、地域での健康に関する講演をする日本成人病予防協会の認定講師試験にチャレンジされ、見事合格されました当会会員の歌丸和美さんの合格体験記をご紹介します。

現在、大阪府健康管理士会では芳本由美子さん、酒匂律子さん、和田勉さんの3名が協会認定講師として養成講座で教鞭をとっています。

①受験動機
 「健康管理士一般指導員」の資格を取得しましたが、特に何も活動できないのは、自分の人へ伝える力と知識や経験が足りないと思っていました。

 そこで講師になれば、自分も何度も勉強し、沢山の人の前で話をするため、知識も伝える力もつけられいろんな人と会い、新しいことにチャレンジすることで、経験も増やせると思いました。

②試験内容
1)食育をテーマに選んだわけ
 「食」と「健康」に興味があったので自分の持っている知識を生かして試験にいどめると思ったから。

2)準備について
 正直、試験1週間前にちゃんとした準備を始めました。
 仕事の休み時間や朝早くおきて、テキストにある一般的な「食育」の勉強をし、協会のHPの「食do!」も参考にし、下記のようにまとめました。
 
 「食育」の意味→国家としての取り組み→日本がかかえる「食」の問題→解決策、提案解決策は、自分なりの考えを盛り込みました。
 
 自分の提案である味噌汁と旬の野菜を食べていただく習慣をつけていただきたかったので、当日の歌丸家の朝ご飯を利用して講義の場で試飲カップに2種類の味噌汁と、小さい小皿に春キャベツの桜海老蒸しを用意しその場で試食頂きました。
 「論より証拠」で納得いただいたように思います。 
 (内心、言葉だけで人を納得させる自信がなかったという気持ちもありました)

3)受験をしての感想
 この受験は人前で話す機会の少ない自分にとってはかなりのチャレンジでしたが、和田さんや芳本さん酒匂さん3人の認定講師のアドバイスもあり、「落ちても落ち込まない」、「自分でできる精一杯」という気持ちでいどみました。

 伝えたいことを勉強し、まとめ、わかりやすいよう伝わるように構成を考え、そしてわかりやすいように話すのをとても難しく考えていましたが、やってみると楽しくて、私は今回の件で少し自分に自信がもてるようになりました。

4)これから受験を希望される方へ
 テーマは大きいので主旨だけは守って、あとは自分が相手に伝えたいことを背伸びせず、わかりやすく話せば、試験官の人にきっと伝わると思います。

2011/02/26 公開